脳の海馬を増やす!マインドフルネス瞑想のすすめ
こんにちは、ムトウです!
今回は、瀧靖之さんの著書である「脳が目覚めるたった1つの習慣」より、前回の記事の有酸素運動とは違いますが、脳の「海馬」を増やす瞑想について書いて行きたいと思います。瞑想と聞くと、スピリチュアルなものを想像するかも知れませんが、実は、近年では科学的に脳によい、ということが判明してきたのです。
前回と前々回の記事はこちら↓
それでは書いて行きますね。
瞑想のすすめ
有酸素運動とは違いますが、行うことで脳の海馬が増えることが確認されているのが「瞑想」です。
アップルの前CEOであるスティーブ・ジョブズや、Twitterの共同創業者であるエヴァン・ウィリアムズなど、世界のトップクラスの経営者たちは、瞑想を取り入れているという共通点があります。
グーグルやインテル、IBMをはじめとする欧米企業では、ストレス軽減のために社内プログラムの一環として瞑想をとりいれているところも増えているようです。
ただ一口に「瞑想」と言っても、禅の瞑想や超越瞑想、クンダリーニヨガやヴィパッサナー瞑想などさまざまな種類の瞑想があります。
中でも近年ブームになっているのが、「マインドフルネス瞑想」です。
この瞑想は、アメリカのマサチューセッツ大学の医学校名誉教授、ジョン・カバット・ジン博士が、1979年に「マインドフルネスに基づくストレス低減法(MBSR)」というプログラムにまとめたのが、その走りだと言われています。
この「マインドフルネス瞑想」を続けることで、海馬が大きくなったと主張するのは、アメリカのハーバード大学に在籍するマインドフルネスの世界的な研究者、サラ・ザラ―准教授です。
彼女が行った研究によると、1日45分のマインドフルネス瞑想を8週間行った人の海馬の神経細胞が約5%増えていました。興味のある人は試してみるのもいいかもしれません。
簡易版・マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想の特徴は心を落ち着けて、自分が雑念に囚われていることに気づく点にあります。
この瞑想法については、簡易版としてさまざまなやりかたが紹介されていますが、入門編としては、次のような方法で行うのがよいと思います。
【簡易版・マインドフルネス瞑想】
①リラックスして背筋を伸ばす
②肩の力を抜き、目を軽く閉じる
③呼吸に意識を向けつつ、自分にとってラクな呼吸を続ける
④雑念が湧いてきたら、呼吸に集中する
⑤疲れを感じたら、数分~10分程度で終わりにする
ちなみに、ストレスで傷ついた海馬も、マインドフルネス瞑想が効果的だという見方もあります。
日々の中にこうした瞑想をとり入れて、ストレスをリセットして溜めないようにすることが非常に重要になります。
ポイント:瞑想にも海馬を増やす効果がある