ムトウの日記

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イケメンや美女は得をする?外見の魅力に関する驚きの研究結果とは

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こんにちは、むとうです!

今回のテーマは、『外見的な魅力』について!見た目についてですね!

ある本を読んでいたところ、その外見の魅力に関する面白い実験結果があったので紹介していこうと思います。

ちなみに画像は、サウジアラビアでイケメンすぎるからといって追放された人です(たぶん)。まじイケメン。

それではさっそく紹介していきますね。

 

 

外見(見た目)がいい人ほど得をする

外見的魅力のある人の方が、人との付き合いの中で有利になるというのは、一般的によく知られていることです。

しかし、最近の研究によれば、どうも私たちはその効果の大きさと影響の及ぶ範囲をかなり過小評価していたようなのです。

実は、ハロー(後光)効果というものがあります。これは、ある人が望ましい特徴を一つ持っていることによって、その人に対する他者の見方が大きく影響を受けることを言います。簡潔に言うと、何か一つの特徴がある人は、他の人から実際以上によく見られるということですね。

身体的魅力が、しばしばそのような効果(ハロー効果)をもたらすことは今や多くの証拠から明らかになっています。

 

研究結果によると・・・

これまでの研究によると、私たちには、外見のいい人には、才能、親切心、知性といった望ましい特徴をもっていると自動的に考えてしまう傾向にあります。

さらに言えば、私たちが判断を下すときに、身体的魅力が果たしている役割と意識していません。「器量がよい=優秀」という無意識の思い込みが引き起こす結果の中には、驚くべきものがいくつもあります。

次の事例はその一つです。

1974年のカナダ連邦選挙を扱った研究によると、外見が魅力的な候補者はそうでない候補者の2.5倍もの票を獲得しました。

証拠から考えて多くの有権者が外見の魅力的な政治家たちに好意を示したのは明らかだったのですが、その後の追跡調査によると、そのこと(外見的魅力で判断をしたということ)を意識したという人はいませんでした。

実際、調査対象となったカナダの有権者の73%は、投票するにあたって、候補者の身体的魅力の影響など一切受けなかったと、断言しています。そのような影響を認めたのは、わずか14%に過ぎませんでした。

有権者が、候補者の身体的魅力に影響されて投票先を決めたのではない、というのは自由ですが、そういった要素があることを示す証拠は繰り返し確認されているようです。

 

身体的な魅力は他の場面でも・・・

同様の効果は、人事採用の場面でも認められています。

模擬面接場面を用いて行われた研究では、仕事に必要な資格よりも、応募者の身だしなみの良さの方が、決定に大きな影響を及ぼしていることがわかりましたが、面接官自身は、外見はほとんど決定に影響しなかったと考えていました。

外見的な魅力のある人は、就職した後の給与の面でも得をしていることがわかっています。アメリカとカナダで調査を実施した経済学者によれば、外見的魅力のある労働者は、そうでない労働者に比べると、平均で12~14%の高い給料を受け取っていたそうです。

この身体的な魅力の効果は、厄介にも、裁判の過程でも影響を及ぼしているという研究もあります。外見のよい人が現在の法制度の中で有利な扱いを受けやすいというのは、今や明らかです。

例えば、ペンシルバニア州で行われた研究では、刑事裁判が開始される前に、74人の男性被告の身体的魅力を評価しておきました。そして、後で研究者がこれらの裁判の判決記録を調べたところ、ハンサムな男性の方が、ずっと軽い判決を言い渡されていたことがわかったそうです。

 

 

まとめ

ここまでの記事の内容をまとめると、美男・美女は、あらゆる面で、他者から援助を受けやすかったり、えこひいきを受けやすいということです。そして、人はその判断を無意識のうちにしているということです。恐ろしいですね。

僕も、この記事を読んだら、身だしなみをなるべく整えて社会生活を送ろう、と思いました。

この記事を読んで、少しでもあなたの実生活で役に立てればいいなと思いつつ、今回は終了します。

 

それでは、今日はこの辺で!ありがとうでした!(`・ω・´)