自立と、自分で考えるということ
常識を疑い、自分の頭で考えていくためには、ひとつ乗り越えておかなければいけない条件がある。自立だ。特に、親元を離れることである。精神的に親から自立して、物理的、そして経済的にも自立すること。この一歩を踏み出したとき、人はようやく「自分の頭」で物事を考えられるようになる。
堀江貴文さんの著書、『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく 』にあった言葉です。
さすが堀江さん、かっこいい、納得です。
「自立」って難しいですよね。経済的な自立も難しいですが、それ以上に精神的な自立は難しいと思います。
うつ病で引きこもり気味の僕からすれば、ありえないと思うほど難しい……。
でも自分の頭で考えて生きていく、本当の意味で自分の人生を生きるには、きっと自立が必要なんでしょうね。
経済的自立
経済的自立とは、"自分に必要な収入を自分の力で得る"ということ。
それにはまず、働いて、お金を稼ぎ、自分で生計を立てられるようにならなければいけません。そして、継続的に収入を得て、安定した生活をできるようにすること。
これは働きさえすれば何とか達成できますね。
僕からすれば、これだけでもハードルが高いですが…。
精神的自立
精神的自立とは、他人に頼る事なく、自分で考え、自分で決断を下す力を言います。
つまり、トラブルに見舞われたとき、「わかりません、できません」と言ってすべて人に手助けを求めるのではなく、自分で考えて、時にはアドバイスを受け、自分で解決していける力ですね。
誰かに依存せず、自分で決断して生きていくのは実はとても難しいこと。
世の中にいる大人でも、精神的な自立までしている人は少ないんじゃないかなあ、と思います。
自分の頭で考えるということ
そして、この二つの自立をして、初めて「自分の頭で考える」ことができる。
本当の自分の人生が始まるわけですね。
子供の頃は親に与えられて、自分が働かなくてもある程度は欲しいものは手に入りました。
僕の場合、
深く考えることもなく、
何か重要な決断をすることもなく、
自分で意思決定をすることも少なく、
親や家族に判断を委ねて生きてきました。
でもこれからは「自分の頭で考える」ことが必要になります。
自分の生き方は自分で決める
自立し、自分で決断して、自分の意思で、自分の生き方を決めて行く。
重要なのは自分の頭で考えるということ。自分で考えるということは、
判断を他人に委ねることなく生きることだと思います。
そのためには先程の自立をすることが必要になってくるわけですね。
僕は、現在うつ病で仕事もしていません。親の扶養に入り、養ってもらっている立場です。
しかも自分で決断をすることも少なく、人に頼りまくり、依存しまくりで生きています。
こんな生活を卒業するためにも、僕もいずれ経済的、精神的に自立できればいいなと思っています。
頑張って自立し、自分の足で立って、自分の頭で物事を考えながら生きていけるようになりたいですよね。
最後に、この堀江さんの著書「ゼローーーなにもない自分に小さなイチを足していく」はとても名著だと思いました。例えば、自分に自信を持つ方法などものっています。
自信がない理由、それは…「経験不足」とありました。
そんなときには、
・小さな成功体験を作る→小さな自信になる→そしてまた行動する→自信になる→それを繰り返していく……などよりよく生きるための情報が詰まっています。
堀江さんがどんな人間なのか、どんな過去を歩んできたのかも理解できると思います。本当にいい本でオススメなのでぜひ読んでみてください。