面白い本に出会う方法
こんにちは、むとうです!
いきなりですが、質問です。あなたは、本を読みますか?そして本を読むのが好きですか?
僕は本が好きです。読書スピードは速いほうではありませんが。(笑)
この記事を読んでいるということは、きっとある程度は、「読書が好き」という方だと思います。
今、あなたが、面白い本に出会う方法を知っているのなら、この記事を読む必要はありません。
でも、面白い本に最近出会えていない…という方には読んでほしい、そんな記事です。
では、面白い本に出会うための方法を紹介していきたいと思います。
気になった本は、レビューは気にせず買う
面白い本に出会う方法は二つあります。一つめの方法は、少々お金がかかるので、全員にオススメできるかどうかわからないのですが、「買う前に本を選ばないこと」です。
買う価値があるかどうか分からなくても、取りあえず気になった本は全部買ってみる、そうすると、良い本に出会えます。
あまりお金をかけたくない人は、図書館を利用するのもよいでしょう。図書館の興味のあるジャンルの本を片っ端から読みまくるのです。
アマゾンなどのレビューはみない方がよいでしょう。多くの人が、レビューに惑わされて、良い本と出会えていないと思います。
例えば、50人以上の人がレビューをしていて、星マークが5個付いていれば、それは良い本なのでしょうか?
もちろん良書もあるかと思いますが、星が多い本が、あなたにとっていい本だとは限りません。例えば、ビジネスマンとって良い本(星5つの本)が、小学生にとって、よい本だとは限りません。
ここで思い出すのが、成功哲学で有名な実業家のアール・ナイチンゲールが残した「大衆は常に間違っている」という言葉です。彼は成功への道が分からない時は、取りあえず大衆と逆のことをすればいいと言っています。
アマゾンのレビューはまさにその典型で、間違っているものが集まっている可能性もあります。皆が良いと言っている本が、自分にとって良書かどうかはわかりません。
レビューは流行を知るのには便利ですが、自分にとって面白い本に出会いたいという場合には、あまり役に立ちません。
つまり、その本が自分にとって面白い本かどうかは、手に取ってみないとわからないということです。他人が書いたレビューや評判で判断して、本を選んでいるようでは、なかなか良書には出会えません。
前書き、目次、あとがき、そして真ん中を読め
二つめの方法は、本の真ん中あたりを読むことです。真ん中を読むと、それが良書かどうか、ある程度判断できます。
本の真ん中というのは、書き手が一番ダレやすい場所なのです。
最初の方は、著者は気合いを入れて書いています。また、終盤の方は終わりが見えてくるので、頑張って書こうという気持ちになれます。
しかし、真ん中あたりは、正直、疲れが出てくると同時に、著者本人の中にも飽きが生じてくるため、どうしても筆が遅くなり、ダレてしまう傾向があるのです。多かれ少なかれ、その傾向は、全ての著者にあると思います。
その真ん中の部分で力を発揮している本は、前半も後半も、質の高い本である可能性が高いです。
逆に、真ん中あたりで論理展開が崩れていたり、言っていることがおかしかったりする本は駄目な本である可能性が高いと思います。
本を著者で選ばない
本を著者で選ぶ人は少なくありません。その著者の本を過去に読んでいて、良書だったりすると、その信用で次の本も選ぶことが多くなります。これは小説やフィクションならばよいと思います。
しかし、心理学や行動経済学などの学問書や、ノンフィクションなどに関して言うと、要注意です。
著者名で本を選んでいると、読書に偏りを生み、その著者が持っている特定の価値観に洗脳されてしまう可能性があるからです。同じテーマで違う著者の本を複数読めば、読書の偏りを防ぐことができます。
例えば、同じ理論について、5人中4人が触れていたとすると、その理論はある程度、信用がおけると思います。
しかし、5人中1人の著者しか言っていない理論があったとしたら、これは非常にマイナーな理論か、または、本人の個人的な意見でしかない可能性が高くなります。(もちろん、その逆もありえなくはないですが・・・。)
特に、ある分野について最初に勉強する時は、特定の学者の意見に惑わされぬよう、意識してこのような読み方をするとよいかも知れませんね。