【勉強する全ての人へ】記憶力を最大限に引き出す復習方法とは?
こんにちは、ムトウです!
今日は『記憶力を最大限に引き出す復習方法』というテーマで書いて行きます!
注意なんですが、この記事は「記憶力をよくする」記事ではなく、「記憶力を引き出す復習方法」についての記事です。一応言っておきますね。
話は変わりますが、あなたは、自分の記憶力に自信がありますか?
「記憶力に自信がないからこういう記事を読んでるんだよ!」「もっと伸ばしたいからこの記事を読んでるんじゃボケ!」という人もいるかと思います。
そんな方のために、有名な研究から導き出された、効果的な復習方法について紹介したいと思います。
夜と朝の2回復習すると、何でも覚えられる
ものを覆えるためには、何度も復習するしかありませんよね。ただし、脳の性質を理解して復習するのとしないのとでは、復習の効果が数段違ってきます。
時間は限られているのですから、効果的な復習で、記憶を定着させたいものです。
まず、記憶が残りやすい時間帯というものがあります。それは、寝る前です。覚えたいことを書いたノートを用意しておき、寝る前に一度見て、翌朝、起きたらもう一度見ます。それだけでも記憶はかなり残りやすくなります。
なぜ寝る前の記憶は残りやすいのか?
ではなぜ、寝る前の記憶は残りやすいのでしょうか。
起きている時間帯は、五感からひっきりなしに情報が脳に入ってきます。何かを覚えようとしても、そういう余計な情報が邪魔をするのです。
しかし、寝ている間は、一切の情報が遮断され、覚えたい情報が脳内の残りやすいと言えます。
さらに、人間の脳は、寝ている間に記憶を整理するので、その直前に覚えたい情報を与えると、脳に定着しやすいと考えられています。
朝と夜の2回、復習することに意味がある
夜と朝の2回、短い間隔で復習することにも意味があります。
脳は、記憶しようとしている情報が本当に必要で、長期間残すべきものなのかどうか、独自に判断しています。その判断基準は、「見る回数」と「使う回数」です。その二つが多ければ多いほど、脳はそれを重要な情報だと解釈し、記憶に残そうとします。その回数を稼ぐためにも、夜と朝の2回の復習は有効と言えます。
人間の記憶についての研究結果
人間の記憶については、さまざまな研究があります。
有名なものに「エビングハウスの忘却曲線」と「ラッセルの復習曲線」があります。
「エビングハウスの忘却曲線」は、人間の記憶がどれくらいのスピードで失われていくのかを研究したものです。それによると、人間の記憶量は、覚えた直後に急落することがわかりました。覚えてから20分ほど経つと、もう半分くらい忘れてしまうのです。
また「ラッセルの復習曲線」は、いつ復習すると記憶が定着しやすいか、を研究したものです。この研究では、覚えたての時は短い間隔で復習したほうがよく、時間が経つにつれて、復習間隔も長くしても大丈夫なことがわかっています。
二つの研究を踏まえて考えたベストな復習方法は、次の通りです。
まず、一度覚えたら20~30分後にすぐ復習します。そのあとは、一日後、一週間後、一か月後という具合に、次第に間隔を空けて復習してください。そうすることで効果的に記憶を定着させることができるはずです。
最後に
いかがだったでしょうか。僕は、この復習方法を実際に試しているのですが、前よりもだいぶ記憶しやすくなった気がします。
記憶する為の方法の一つとして、ブログを書いている、というのもあります。
ブログはインプットした情報をアウトプットする場として、とても適しているように思います。また気軽に書き込める、という点でも、便利です。
そしてブログ以外のオススメの方法は、やはり実際にノートに書くことですかね。
ノートに実際に書き込むと、手先を使いますし、いろんな感覚器官を使って覚えることになります。そうすると、副次的な効果として脳のいろんな領域が活性化されます。そうすることで、効果的に記憶できるようになります。なので、意外とアナログだと馬鹿にできない方法なのです。
僕がうつ病になってからは、記憶力が低下し、何をしても頭に残らなかったのですが、この方法を一日の終わりとはじめに実践することで、前よりも確実に記憶しやすくなった気がします。健常者の方であれば、この方法はさらに効果が高まることでしょう。
というわけで。今回は『復習法』に関してでした!この記事が誰かの役に立てればいいなーと思います。
それでは、今回はこの辺で!(^^)v