高カカオチョコで頭が良くなる?BDNFの驚くべき効果とは!
こんにちは、ムトウです! 今回のテーマは「チョコレート」です!
あなたはチョコレートが好きですか?僕はチョコレート大好きです!大好きという言葉では収まりがつかない程度には好きです。きっと、嫌いな人はいないでしょう。だって美味しいもの。うん。そうに決まってる。←え
話を戻しますね。
実は、近年では、チョコレートの摂取によりアルツハイマー型認知症を予防したり、記憶・学習などの認知機能が向上するという効果が研究によって発見されたそうです。
その驚くべき効果について、今回は詳しく解説をしていこうかと思います。
高カカオチョコレートが頭を良くする!
高カカオチョコレートとは一体何でしょうか?
チョコレートには、カカオポリフェノールという成分が含まれています。その含有率が高いチョコレートが高カカオチョコレートです。
例えばこのようなものですね。↓
この高カカオチョコには、脳の細胞の栄養になる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」を増やす効果が認められました。このBDNFが脳内でとても重要な働きをするのです。
BDNF(脳由来神経栄養因子)とは?
このBDNF(Brain-derived neurotrophic factor)とは、脳にとって重要な栄養分です。BDNFには、神経細胞の発生や成長、維持や再生を促進させる効果があります。また、ニューロンの産生や神経突起の伸長促進、神経伝達物質の合成促進に関係するなど、脳にとって重要な栄養分と考えられています。つまり、BDNFは脳を形成するのに、必要な栄養分(タンパク質)なのです。
しかし、残念ながら、加齢とともに減少していくことがわかっています。
BDNFを増やすにはどうすればいい?
この加齢とともに減少してしまうBDNFを増やすにはどうすればいいか?
実は、高カカオチョコを摂取する以外にも、BDNFを増やす方法があるのです。それは「運動」をすることです。運動をすることによって、「頭の中がスッキリした!」「脳が冴える感覚を覚えた!」「気分が明るくなった!」という経験をした人は多いかと思います。そうなのです。運動にも脳内でBDNFを増やす効果があるのです。
その詳しいメカニズムについては、今回は割愛します。代わりに、そのことについて詳しく書かれた書籍を紹介しておきますね。僕のオススメです。とても良書なので、ぜひ読んで欲しいです。運動するモチベーションがあがりますよ。勉強にもなるので、ぜひ。↓
チョコレートの摂取で、脳の血流量がアップする
チョコレートなど、カカオポリフェノールを多く含むカカオ製品を摂取すると、脳血流量が上昇することもわかっています。
また、脳の血流量の上昇により、認知機能テストのスコアが上昇することも報告されています。これらの調査からは、カカオ製品の摂取によって認知機能を維持できる可能性がみてとれます。実際、チョコレートを多く摂取している人は、認知機能テストの結果がよいという報告もあがっています。
BDNFは、認知症やうつ病予防の効果があると期待されている
実は、うつ病患者や認知症患者は、このBDNFが脳内に少ない傾向がある、ということがわかっています。
しかし、逆に言えば、BDNFを増やすことで認知症や、うつ病を改善、予防できるという考えがあります。近年のいろんな研究によって、注目・期待されているのがBDNFなのです。
現代のストレス社会でBDNFが役に立つ
繰り返しますが、BDNFは、脳神経の生成に関係したとても重要なタンパク質です「脳の栄養」とも言われています。そして、うつ病やアルツハイマー型認知症の患者では、BDNFが不足することが知られています。また、記憶や学習などの認知機能を促進させるという報告もあります。
近年の研究により、チョコレートの摂取によって、このBDNFが増加することが確認されました。このような身近な食べものでBDNFが上昇することがわかったのは、高ストレス社会では非常に画期的なことです。
まとめ
- 高カカオチョコレートはBDNFを増やす効果がある
- BDNFは脳の神経細胞を生成する重要な栄養素
- BDNFはチョコレート以外に「運動」することで増える
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
どうでしたか?新しい発見はありましたか?役に立った!もしくは、役に立ちそうだ!と思ってもらえたら、とても嬉しいです。
僕も、うつ病の改善や、認知症予防のために、チョコを食べる時は、なるべく「高カカオ」のチョコレートを選びたいなと思いました。ただし、食べすぎは注意です。1日25g程度で効果があるらしいので、意識してみましょう。
そして運動ですね。日頃から習慣づけて、健康的な生活を一生涯続けられるようになりたいと思います。
それでは、今回はこのへんで!(^^)v