健康は資産!自分で守るしかない!そう痛感したときの話
こんにちは、ムトウです。
今回は「健康」というテーマを扱っていこうと思います。
タイトルにあるように、健康というのは、
「自分で守るしかない」「かけがえのない資産」です。
僕はうつで闘病中の身なのですが、そのとき、この2つを痛感しました。
病気になってみて
ぼくは現在、うつで投薬治療中なのですが、本当に苦しかった時期がありました。今もその状態は続いているんですが、前に比べ、薬やサプリ、生活習慣の改善により、比較的安定しています。
当時、どのくらい苦しかったかは、言葉にできないほどです。毎日気分が落ち込み、何をしても楽しめず、車を見れば、「あそこに飛び込んで死んだら楽になれるかな…」と考えたりしました。いつ、どんなときも、何を見ても、自殺を連想しました。いわゆる希死念慮というやつです。本当にしんどかった。
誰かの助けを待っていた
僕はそのとき、「他人が自分を救ってくれるはずだ」と考えていました。「きっといつか楽になれるはずだ」と。他人というのは、この場合、医者や両親ですね。
しかし、今振り返ると、それは間違った考えだったと分かります。他人は結局のところ、他人でしかないのです。
他人に間違った期待をしていたせいで、自分をストレス状態にさらし続け、脳や身体に大量の悪影響を及ぼしました。そのせいで、現在は記憶力や集中力が落ち、考え事も深くできないようになってしまいました。
自分は自分で守るしかない
そんなストレス状態が続き、どうしようもない状態でしたが、結局、地獄のような苦しみを毎日味わい続けても、その地獄は終わることはありませんでした。
精神的に疲れ果て、ベッドで寝た切りの生活を続けていた僕は、そこである考えに至りました。結局、自分を守ってくれるのは自分だけだ…、と。自分の身体のことは、自分が一番わかっています。他人が自分のことを、理解するのは難しい。どれだけ苦しんでも、その苦しみを理解することはできないのです。たとえ医者でも、生みの親でも。
考えが変わって
他人が自分を守ってくれる、救ってくれる、そう考えるのは無意味で危険なことだと体感したぼくは、考えを改めました。自分の身は自分で守るしかない。
自分の身体は一つしかありません。替えが利きません。一度身体を壊してしまえば、傷が残ります。その傷は一生付き合っていかなければいけないものです。物理的な傷でも、心の傷でも一緒です。取り返しのつかない問題です。
考えを改めて、「自分の身は自分で守ろう」、そう考え始めた僕は、少しずつですがポジティブな見方をできるようになりました。
例えば、診察で治療をする際、医者に判断をゆだねてきた僕ですが、主体性をもって治療に取り組み始めたのです。
これまでは、医者と親を信じ、病院から処方される薬だけをただ黙って飲んでいただけだったのですが、それ以外に自分を助ける方法はないかと、死に物狂いでうつに関する情報を集めはじめました。それから、日光浴や運動、食生活の改善、サプリメントの摂取など、自分でできる方法をいろいろと試しました。
体調が回復してきた
それからというもの、体調が少しずつ改善され、希死念慮も晴れていき、デイケア(病院のリハビリのようなプログラムのこと)にも出かけられるようになりました。
寝たきりだった生活から一転、週に2,3回は出かけ、健康的な生活を心がけるようになったのです。そのときは、主体性を持つことの大切さにも気づきました。
健康は資産!
健康は資産です。本当に。自分で守りましょう。自分のからだは一つしかありません。当たり前のことですが大切なことです。僕はこの経験から、「自分は自分で守るしかない」「健康はかけがえのない資産」ということを学びました。
この記事を見ている方で病気の人がいるかどうか分かりませんが、ぜひ自分を大切に扱ってください。かけがえのない大切な命です。大事に扱いましょう。